中古スマホの選び方・注意点
比べるくんが教える!中古スマホの選び方
容量・バッテリー・保証から、長く使える機種の見分け方まで。
中古スマホは、同じ機種でもバッテリーや保証が違います。まずは自分に合う機種を選び、そのあとで商品の状態をチェック。購入前に見ておきたいポイントを、一緒に確認しましょう!
まずはここをチェック!
STEP 1自分に合う機種を選ぼう
最初に決めるのは「どの機種・どの容量なら、自分の使い方に合うか」です。商品の状態を見比べるのは、そのあとで大丈夫です。
保存容量は「今の使用量」から考えよう
保存容量(ストレージ)は、写真・動画・アプリ・メッセージなどを保存しておく場所の大きさです。商品名の「128GB」「256GB」はこの数字を表します。名前の似た次の3つは、それぞれ別のものです。
- 保存容量(ストレージ)
- 写真やアプリをしまっておく場所。例:128GB
- メモリ(RAM)
- アプリを動かすときの作業スペース。例:8GB
- バッテリー
- 電池の大きさ(例:4,000mAh)や、新品時と比べた最大容量(例:85%)
今のスマホで使用量を確かめる
- iPhone「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」出典:Apple:iPhone や iPad のストレージを確認する方法
- Android「設定」→「ストレージ」。項目名や場所は、メーカーや機種によって異なります。出典:Google:Android デバイスの空き容量を増やす
今の使用量に、これから増える写真・動画・アプリの分を足して考えましょう。表示されている容量のすべてを、自分のデータの保存に使えるわけではありません。OSなどのシステムも保存容量の一部を使います。
- 写真・動画
- アプリ
- その他(システムなど)
- 空き容量
| 容量 | こんな人の候補 |
|---|---|
| 64GB | 今の使用量が少なく、写真やアプリを整理しながら使える人 |
| 128GB | 写真やアプリの量をふまえて検討したい、中間の候補 |
| 256GB以上 | 動画の撮影・大きなゲーム・音楽や動画のオフライン保存が多い人 |
メーカーの基準ではなく、選ぶときの出発点です。実際には、今の使用量と増える見込みを優先してください。
毎日使う機能から選ぼう
よく使う機能を思い浮かべて、その機能に関わる仕様を確認しましょう。
| 使い方 | 確認すること |
|---|---|
| 片手で使いたい | 本体のサイズ・重さ |
| 写真を撮りたい | カメラの仕様、使いたい撮影機能(望遠・夜景など) |
| 動画やゲームを楽しみたい | 画面の大きさ・処理性能・保存容量 |
| タッチ決済を使いたい | 使う予定の決済サービスに対応しているか |
| 今の充電器を使いたい | 充電端子の形(USB Type-C・Lightningなど)と、必要なケーブル |
| 指紋や顔で解除したい | 対応している生体認証(指紋・顔) |
| eSIMを使いたい | 機種・国内外のモデル・通信会社がeSIMに対応しているか |
同じメーカーでも、機種や型番によって対応する機能は異なります。メーカー名だけで決めず、機種名・型番でメーカーの仕様ページを確認しましょう。
今の通信会社で使えるか確認しよう
SIMロックは、特定の通信会社のSIMでしか使えないようにする制限です。ロックが解除されていても、その通信会社が使う電波や、通話・eSIMなどの機能に機種が対応しているかは別の問題です。「SIMフリー」と書かれていても、すべての通信会社・機能で使えるとは限りません。
ドコモは2021年8月27日以降、auは2021年10月1日以降に新しく発売した機種について、SIMロックを設定していないと案内しています。出典:ドコモ:SIMロック解除、au:携帯電話の購入時にSIMロックがかかっているか知りたいそれより前の機種は、ロックが解除済みか商品ページで確認しましょう。
SIMカードは本体に差し込む小さなカード、eSIMは端末と一体化した埋め込み型のSIMで、通信会社のデータ(プロファイル)をダウンロードして使います。出典:au:eSIMとは何ですか?また、海外向けのモデルは、同じ機種名でも国内モデルと型番や対応する電波・機能が異なる場合があります。
- 機種名と型番を確認商品ページの記載や、本体の設定画面(iPhoneは「設定」→「一般」→「情報」)で見られます。
- 通信会社の公式ページで確認利用する通信会社の「動作確認端末」「対応製品」のページで、その型番の対応状況(通話・データ通信・eSIMなど)を確かめます。
確認ページの例:au 動作確認端末一覧/楽天モバイル ご利用製品の対応状況確認
通信会社によっては、他社で購入した端末の動作を保証していないと明記しています。出典:ドコモ:ご用意いただいた携帯電話機をドコモのSIMカードでご利用される際のご注意事項、ソフトバンク:他社が販売するSIMロック解除済み製品をソフトバンクで利用する対応状況が分からない場合は、利用する通信会社に問い合わせましょう。
生産終了より「更新と修理」を確認しよう
「生産終了」と聞くと心配になりますが、確認したいのはこれから先もソフトウェアの更新と修理を受けられるかです。次の4つは、それぞれ別のものです。
| 項目 | 何を表す? |
|---|---|
| 生産・販売終了 | 新しく製造・販売されるかどうか |
| OS更新 | 新しいバージョンのOS(iOS・Android)に更新できるかどうか |
| セキュリティ更新 | 見つかった弱点(脆弱性)などの修正が配信されるかどうか |
| 修理受付 | メーカーなどで修理や部品交換を受けられるかどうか |
- これらが終わる時期は、同じとは限りません。
- 期間はメーカー・機種・販売地域などによって異なり、「中古で買った日から○年」ではない場合があります。
- 最新OSの対象から外れても、すべてのセキュリティ更新が同時に終わるとは限りません。メーカーの案内で確認しましょう。
- 銀行・決済・仕事のアプリなど、必ず使うアプリが対応するOSのバージョンも確認しましょう。
- 終了時期が公表されていない場合は、推測で決めつけないようにしましょう。
メーカーの公表例
- Google Pixel:ソフトウェア更新の提供期間は、米国のGoogle Storeでの販売開始日から、Pixel 8以降は7年間、Pixel 6・7シリーズなどは5年間と案内されています。出典:Google:Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング
- Apple:販売店への供給停止から5年以上7年未満の製品は「ビンテージ製品」で、部品の在庫しだいで修理を受けられる場合があります。7年以上の「オブソリート製品」は、ハードウェア修理の対象外です。出典:Apple:保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける
STEP 2同じ機種でも、商品の状態を確認しよう
中古スマホは1台ずつ状態が違います。機種が決まったら、購入候補の商品ごとに次の5つを確認しましょう。
バッテリーは最大容量だけで決めない
「最大容量」は、新品のときと比べて、今どれだけ電気をためられるかの目安です。画面上部に出る「残り○%」(今の充電残量)とは別の数字です。出典:Apple:iPhone のバッテリーとパフォーマンス
ただし、同じ数字でも、電池の持ちは使い方や設定によって変わります。数字だけで、実際の電池持ちや残りの寿命が分かるわけではありません。
- 何を見る?
- 最大容量の測定値(その商品を測った値か)
- 「○%以上」などの販売店の基準(その店が扱う商品の下限で、この商品の測定値とは別)
- バッテリー交換歴や、交換に使った部品の記載
- バッテリーが保証の対象に含まれるか
- どこで確認?
- 商品ページの状態欄・商品説明、販売店の保証規定。iPhoneは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」(iOS 16.1以降は「バッテリーの状態と充電」)で表示されます。出典:Apple:中古の iPhone を購入する場合Androidは、機種によって表示の有無や場所、表示される情報が異なります。
- 分からない場合は?
- 記載がない場合は、良いとも悪いとも判断できません。販売店に問い合わせるか、バッテリーも保証の対象になっている商品を選びましょう。購入後に交換が必要になった場合の費用も、メーカーや修理店の料金で確かめておきましょう。
「美品」と「動作が良い」は分けて確認
A・B・美品などのランクは、販売店がそれぞれの基準で付けたものです。同じ「A」でも、別の販売店で同じ状態とは限りません。外観のランクとバッテリーの状態は、別の項目として確認しましょう。
- 何を見る?
- 販売店のランクの定義(どんな傷まで含むか)
- 画面の傷・焼き付き・表示ムラなど
- カメラ・生体認証・充電端子などの検査内容
- 商品写真が実物の写真か、参考画像か
- どこで確認?
- 商品ページの状態欄・写真、販売店のランク説明や検査項目のページ。
- 分からない場合は?
- 実物の写真や検査内容の記載がない場合は、販売店に問い合わせるか、初期不良の受付条件を確認してから選びましょう。
ここもチェック!“美品”と書いてあっても、バッテリーの状態は別にチェック! なお、当サイトの一覧に出る機種画像は機種を見分けるためのイメージで、個々の商品の色や状態を表すものではありません。
修理歴・交換部品も確認
- 何を見る?
- 画面・バッテリーなどの交換歴(記載がある場合)
- 「整備済み」なら、誰が・何を整備・検査したか
- どこで確認?
- 商品説明・販売店の整備内容の説明。iPhoneは、修理歴がある場合に「設定」→「一般」→「情報」に「部品と修理サービスの履歴」が表示されます。詳細が見られるのはiOS 15.2以降で、対象の部品は機種によって異なります。出典:Apple:iPhone の部品と修理サービスの履歴
- 分からない場合は?
- 履歴が表示されないことは、修理歴がない証明にはなりません。気になる場合は販売店に確認しましょう。
販売店が独自に整備した「整備済み」と、メーカー自身が整備・認定して販売する製品は別のものです。商品名の言葉だけで同じものと考えないようにしましょう。
初期設定できる状態か確認
「ロック」と呼ばれるものには、性質の違う3つがあります。
- SIMロック
- 特定の通信会社のSIMでしか使えないようにする制限。
- アカウントに紐づくロック
- 前の持ち主のアカウントと端末が結びついたままの状態。iPhoneの「アクティベーションロック」は、前の持ち主にアカウントから端末を削除してもらう必要があります。出典:Apple:iPhone と iPad のアクティベーションロックAndroidも、出荷時の設定にリセットしたあと、Googleアカウントの情報の入力を求められる仕組みがあります。出典:Google:Android デバイスを出荷時の設定にリセットする
- ネットワーク利用制限
- 通信会社が、その端末での通信を制限する仕組み。次の項目で説明します。
「初期化済み」と書かれていても、アカウントのロックまで解除されているとは限りません。Appleは、所有者にロックされている旨の画面が出る端末は購入せず、オンラインで買った場合は返品するよう案内しています。出典:Apple:中古の iPhone を購入する場合
前の持ち主のアカウントのロックは、基本的に本人でないと解除できません。販売店が「ロック解除済み」「初期設定の動作を確認済み」などを明記している商品を選び、届いたらすぐに初期設定を試しましょう。
ネットワーク利用制限を確認
ネットワーク利用制限は、盗難・詐欺などで不正に入手された端末や、端末代金の支払いが済んでいない端末などについて、通信会社が通信を制限する仕組みです。中古品や譲り受けた端末も対象になる可能性があります。出典:au:ネットワーク利用制限携帯電話機について
確認には、端末を1台ずつ見分けるための15桁の番号「IMEI(製造番号)」を使います。IMEIは、本体の設定画面の機種情報や箱などで確認できます(確認方法は機種によって異なります)。出典:au:ネットワーク利用制限携帯電話機について、ソフトバンク:ネットワーク利用制限商品ページにIMEIや判定結果が載っていることもあります。
- 元の販売元を確認その端末を最初に販売した通信会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を、商品ページで確かめます。
- その会社の確認ページで照会通信会社の「ネットワーク利用制限携帯電話機」の確認ページにIMEIを入力します。
- 判定の意味を公式の説明で確認判定の記号が何を表すかは、通信会社ごとの説明で確かめます。
たとえばドコモは、分割払いの期間中などは「△」と表示されると案内しています。出典:ドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話機の確認に関するお知らせ(2016年5月17日)
「判定不明」や「対象外」の表示は、問題がないことの証明ではありません。auは、表示されるのは確認の前日時点の登録状況だと案内しています。出典:au:ネットワーク利用制限携帯電話機について将来、利用制限がかかった場合に交換・返金などを受けられるか(赤ロム保証の有無・期間・条件)も、販売店の規定で確認しましょう。
商品ページでは、ここを見よう
説明用のサンプル(架空の商品です)
- 機種名・型番・保存容量欲しい機種・容量か。型番で国内モデルかも確認
- 商品状態・店舗ランクランクの定義は販売店ごと。ランク説明のページも読む
- バッテリー情報測定値か、販売店の最低基準か。交換歴の記載も
- 保証・返品期間だけでなく、対象・対象外・返送料も
- 価格・送料送料が分からないときは0円と考えない
- 販売店・掲載先どの店が、どの販売サイトで売っているか
STEP 3保証と支払総額を確認しよう
保証・返品は「中身」まで読もう
保証の内容や期間は、販売店や商品ごとに違います。「保証あり」の一言だけでなく、次の点を販売店の保証規定で確かめましょう。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 対象 | どのような不具合が保証の対象か |
| 対象外 | バッテリーの消耗や、傷・汚れなどの扱い |
| 期間 | 初期不良の受付期限と、保証の期間 |
| 対応 | 修理・交換・返金のどれになるか |
| 費用 | 返送の送料などを誰が負担するか |
| 条件 | 付属品の返送、連絡の方法、必要な記録(写真・注文番号など) |
| 利用制限 | ネットワーク利用制限がかかった場合の保証(赤ロム保証)の有無と条件 |
| 購入者都合 | イメージ違いなど、自分の都合で返品できるか |
支払総額で比べよう
比べるときは、商品価格だけでなく、実際に払う金額で考えましょう。
商品価格+送料+必要な充電器・ケーブル+必要に応じて交換・修理の費用
- 送料が分からない商品を、0円として計算しないようにしましょう。
- ポイントやクーポンは、対象の商品・上限・期限などの適用条件を確認しましょう。付与されるポイントは、その場の支払額からは引かれません。
- 当サイトの価格は、取得した時点で販売サイトに掲載されていた情報です。支払額は、販売サイトの注文画面で確定します。
当サイトでの価格の表示方法や「最安」の意味は、比較・価格表示方針で説明しています。
当サイトでの探し方
- 条件を絞る予算・容量・保証の記載など
- 機種を選ぶ条件に合う最安を機種ごとに表示
- 購入候補を見る「価格・状態を比較」で販売商品を一覧
- 販売サイトで購入最新の価格・条件を確かめて注文
届いたら早めにチェック!
販売店の返品・初期不良受付期間内に確認しましょう。
気になる点があったら
- 状態を記録する画面や症状を写真・動画に残し、注文番号と届いた日を控えます。
- 販売店の手順を確認する保証規定や注文履歴のページで、連絡の方法と期限を確かめます。
- 期限内に連絡する案内を受ける前に、自分で分解したり修理に出したりすると、保証の対象外になる場合があります。
よくある疑問
中古スマホは何年前の機種まで選んでいい?
発売からの年数だけでは決められません。使いたい期間に、OS・セキュリティ更新と修理を受けられそうか、使いたいアプリがそのOSに対応しているかで判断しましょう。更新期間はメーカー・機種によって異なり、公表されていない場合もあります。
バッテリー最大容量は何%以上あればいい?
「この数字なら安心」という一律の基準はありません。数字は新品時と比べた目安で、電池持ちは使い方でも変わります。測定値か販売店の最低基準か、交換歴、バッテリーが保証の対象かをあわせて確認し、交換費用も含めて検討しましょう。
64GBでも足りる? 128GBは必要?
今のスマホの使用量しだいです。設定画面で使用量を確認し、これから増える写真・動画・アプリの分を足して選びましょう。容量の考え方で、確認方法と目安を紹介しています。
SIMフリーなら、今の通信会社で使える?
SIMロックがないことと、その通信会社の電波や機能に対応していることは別です。型番を確認し、通信会社の公式ページで動作確認の状況を見てから選びましょう。
生産終了した機種や、保証の記載がない商品は避けるべき?
生産終了だけでは判断できません。更新・修理のサポートが続くかを別に確認しましょう。保証の記載がない商品は「保証なし」とは限らないため、販売店の保証規定を読むか問い合わせ、納得できる条件の商品を選びましょう。
参考資料・編集情報
- Apple:中古の iPhone を購入する場合
- Apple:iPhone や iPad のストレージを確認する方法
- Apple:iPhone のバッテリーとパフォーマンス
- Apple:iPhone の部品と修理サービスの履歴
- Apple:iPhone と iPad のアクティベーションロック
- Apple:保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける
- Google:Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング
- Google:Android デバイスの空き容量を増やす
- Google:Android デバイスを出荷時の設定にリセットする
- 楽天モバイル:ご利用製品の対応状況確認
- au:動作確認端末一覧
- ドコモ:ご用意いただいた携帯電話機をドコモのSIMカードでご利用される際のご注意事項
- ソフトバンク:他社が販売するSIMロック解除済み製品をソフトバンクで利用する
- ドコモ:SIMロック解除
- au:携帯電話の購入時にSIMロックがかかっているか知りたい
- au:eSIMとは何ですか?
- au:ネットワーク利用制限携帯電話機について
- ソフトバンク:ネットワーク利用制限
- ドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話機の確認に関するお知らせ(2016年5月17日)
メーカー・通信会社の公式情報をもとに、当サイトが要約しています。容量の目安など判断の目安は当サイト編集部によるものです。更新期間や保証条件は変わることがあるため、購入前に最新の公式情報と販売店の条件をご確認ください。
中古スマホ比べるくんは、複数の販売サイトに掲載された商品情報を比較するサービスです。商品の販売・決済は行っていません。