仕事中だけ使う連絡用、家に置いておくLINE用、いつものスマホが壊れたときの予備。同じ「サブスマホ」でも、必要な機種や回線は違います。
先に決めたいのは、2台目で誰と、どのアカウント・電話番号を使って連絡するかです。今のLINEをもう1台で使うなら、Androidスマホはサブ端末に対応しています。一方、iPhoneはLINEのサブ端末としては使えません。 これは2026年10月31日に確認した公式案内です。
「LINEはスマホ2台で使えない」という以前の説明だけで選ぶと、候補を間違えることがあります。反対に、2台目へ同じ電話番号で新規登録すればよい、というものでもありません。まず役割を分けてから、中古端末を比べましょう。
サブスマホの役割を三つに分ける
日常会話の「サブスマホ」と、LINEの機能名である「サブ端末」は同じ意味ではありません。仕事用の2台目でも、別のLINEアカウントを登録すれば、そのアカウントにとってはメイン端末です。
| やりたいこと | LINEの使い方 | 選ぶ前に決めること |
|---|---|---|
| 今の友だちと、もう1台でもやり取りしたい | 同じアカウントのサブ端末としてログイン | スマホならAndroidを候補にする。使う場所の通信も確保する |
| 仕事と私用など、連絡先を分けたい | 別アカウントを新規登録 | 別の認証用番号と登録情報を用意する。相手にも別窓口を伝える |
| メイン端末が壊れたときに置き換えたい | 必要時にアカウントを引き継ぐ | 引き継ぎ準備、バックアップ、SIMやeSIMの移し方を確認する |
たとえば、自宅の机で同じLINEを確認したいだけなら、別アカウントを作る必要はありません。家族が使う1台を増やすなら、誰のアカウントで使うかを先に決めます。ひとつのアカウントを共有すると、そのアカウント宛ての私的なやり取りも見えるためです。
また、引き出しに保管する故障時の代替機と、今すぐ着信できる予備の連絡手段は別です。電源を入れ、回線やアプリを設定して初めて使える状態なら、故障直後から連絡できるとは限りません。
同じLINEを使うなら、Androidの「サブ端末」を選ぶ
LINE公式の複数端末の案内では、Androidスマホはメイン端末にもサブ端末にも使えます。iPhoneはメイン端末のみです。メインがiPhoneでも、Androidをサブ端末として使う組み合わせを検討できます。
設定では、先にメイン端末のLINEで「ホーム」→「設定」→「アカウント」からログイン許可を確認します。Android側はLINEの「ログイン」から「サブ端末」を選ぶのが入口です。公式のログイン手順に沿って、QRコードなどでログインします。初回などにメイン端末での認証が必要になる場合があるため、メインが使えるうちに準備しましょう。
ここで「新規登録」や、メイン端末としての引き継ぎを選ばないことが大切です。同じアカウントを追加で使いたいのに、既存の電話番号などで別アカウントを作ると、元のアカウントへ影響します。
サブ端末は完全な複製でもありません。公式には、アカウント情報の管理やトーク履歴のバックアップ、アカウントの引き継ぎなどに制限があります。「サブでトークが見えるから、メインが壊れても全部戻せる」とは考えず、メイン側のバックアップと引き継ぎ準備を続けてください。
別アカウントなら、端末より先に認証用番号を確認する
仕事専用などで別アカウントを作る場合、使っているLINEの電話番号をそのまま流用しないでください。LINEの新規登録案内では、電話番号をSMSまたは音声通話で認証します。既に別のLINEアカウントで使っている電話番号を登録すると、元のアカウントが削除されると注意されています。
安いデータ専用プランを契約すれば認証まで済む、とも限りません。データ通信ができること、SMSを受け取れること、LINEの認証に使える番号であることは分けて確認します。認証できない場合の公式案内も確認し、別アカウント用には、認証条件を満たす携帯電話会社の番号を用意しましょう。050番号や仮想電話番号を認証用として当てにしないでください。
メールアドレスやApple ID、Googleアカウントも、別LINEアカウントへ同じ情報を重複登録しないことが必要です。登録情報の重複に関する注意を見て、現在のアカウントと分けて管理します。認証番号は他人へ渡さず、自分が行っている登録やログインの画面だけに入力してください。
同じアカウントへサブ端末としてログインする場合は、この新規登録とは手順が違います。「2台目だから必ず新しい番号が要る」と一括りにしないことも重要です。
Wi-Fi、データ回線、音声通話回線を使い方で選ぶ
LINEの音声・ビデオ通話は、インターネット経由の通話です。携帯回線の電話番号を使う通常の電話とは別で、モバイル通信ではデータ通信料がかかります。
回線の機能も名称だけで判断しないようにします。たとえばIIJmioの機能表は、データ通信のみ、SMS付き、音声通話付きで利用できる機能を分けています。契約するサービスの同様の表を確認してください。
| 使う場面 | 通信の候補 | 購入前に見落としたくない点 |
|---|---|---|
| 自宅で同じLINEを確認する | 自宅のWi-Fi | 外へ持ち出すと通信手段がなくなる。新規登録の認証とは別問題 |
| 外出先でもLINEで連絡する | データ通信ができる回線 | SMSの有無とLINE認証の可否は別途確認。通常の電話番号宛て通話は別 |
| 店や病院などにも普通の電話をかける | 音声通話対応の回線 | 端末の対応、契約内容、発着信を確認する |
| メイン端末の故障時にもすぐ連絡する | サブ側だけで通信できる回線を検討 | メインのテザリングだけに頼ると、故障時に通信できない |
LINEで家族へ通話できても、110・119などへの通常の緊急通報を代替するものではありません。緊急時の電話も担わせたいなら、端末と契約回線で通常の音声通話や緊急通報に対応するかを通信会社に確認し、そのための連絡手段を確保します。LINE通話が成功しただけで、電話機としての確認を終えないでください。
故障への備えでは、何を独立させたいかも考えます。サブの通信をメインのテザリングに頼れば、メインの電池切れでも使えなくなります。同じ回線網なら、その回線の障害時に両方が影響を受ける可能性もあります。別回線を持てば必ずつながるわけではありませんが、単に端末が2台あることと、別の連絡経路があることは区別できます。
「LINEだけ」でも、OSとセキュリティ更新は必要
連絡用には、友だちの情報や会話が入ります。利用時間が短いからといって、更新が終わった機種を無条件に選ぶ理由にはなりません。
2026年10月31日に確認したLINEの推奨環境は、スマホではiOS 18以上、Android 11以上です。ただし、これは最新版を利用できる現時点の条件であり、そのOSなら今後も長く使えるという保証ではありません。iPhoneがこの条件を満たしても、LINEのサブ端末に使えない点は変わりません。
また、2026年11月4日に終了予定なのは、iOS版14.6.3未満、Android版14.4.6未満という一部の古いLINEアプリのサポートです。対応や確認方法は既存のLINEサポート終了の記事で整理しています。「今回の終了対象ではない」ことと「これから買う中古端末に適している」ことを分けましょう。
候補の型番を決めたら、メーカーや販売元の更新案内で、使いたい期間までセキュリティ更新が見込めるかを調べます。AndroidではOSやセキュリティ更新の確認方法も参考になります。中古店の「動作確認済み」は、その先の更新期間を保証する表記ではありません。
届いたら、画面を消した状態で着信を試す
連絡用で大切なのは、アプリを開いたときに動くことだけではありません。実際に置く場所で、画面が消えている間にも気づけるかを確認します。
- OSとLINEを更新し、画面ロック、通知、着信音、マイクの権限を確認する。
- 協力してもらえる相手と、LINEのメッセージ送受信と通話を試す。
- 画面を消してしばらく置き、改めて着信を確認する。通知が来なければ、おやすみ設定や省電力設定も確認する。
- 回線を契約した場合はWi-Fiを切り、モバイル通信でも確認する。音声通話回線なら通常の電話の発着信、必要なSMSも別々に試す。
- メインが使えない場合の備えなら、メインを電源オフにした状態で、想定した連絡ができるか確認する。
これは購入後に利用者が行う確認手順で、当サイトが各機種を実測した結果ではありません。試験のために緊急通報番号へ電話しないでください。家族など通常の連絡先との通話で確認します。
充電の減り方や充電端子も見ます。使う前に毎回充電が必要なら、すぐ使う連絡用としては運用しにくいためです。保管する予備機でも、定期的に起動して充電・更新・ログイン状態を確認する日を決めておきましょう。
役割が決まってから、中古の候補を比較する
自宅で同じLINEを使うなら、まずAndroidのサブ端末対応と更新状況。別の連絡窓口なら、認証用番号と回線費用。故障時の代替なら、引き継ぎ準備と単独で連絡できる状態。この順で条件を決めると、安さだけで買って使い方が合わない事態を避けやすくなります。
条件がそろったら、中古スマホ比べるくんで機種・容量・予算から探すへ進みましょう。候補を二つほどに絞り、型番ごとの更新、使う回線への対応、バッテリーや充電端子の状態を比較します。手元の端末で必要な役割を果たせるなら、追加購入を急ぐ必要はありません。
確認日:2026年10月31日。LINEの利用条件・対応端末・認証方法は変更される場合があります。
中古スマホ比べるくんは、複数の販売サイトの商品情報を比較するサービスです。商品の販売・決済は行っていません。購入条件と在庫を各販売サイトで確認し、購入手続きは販売サイトで行ってください。
本記事は公式情報をもとに整理しており、当サイトによる各機種の実機測定・着信試験の結果ではありません。サムネイルはAI生成のイメージで、実際の商品やLINEの操作画面を示すものではありません。